INTERVIEW社員インタビュー

実際に働く社員たちは仕事の中で何を感じ、何を思っているのか。 会社、仕事、仲間…。率直な意見を聞きました。

沿岸作業員 K.Mさん 入社26年目49歳

フォークリフトの技術は社内でもトップクラス。社内はもちろん、元請様からの信頼も厚い頼れる男。話すと陽気で楽しい3児の父。

入社のきっかけは何ですか?

前職は調理師でした。退職後は大井ふ頭をトラックで回る仕事に従事しており、フォークリフトで働く人を見かける機会が増え憧れを抱くようになりました。その後、親しくしていた東京港運の方に声をかけて頂いて入社しようと決めました。

入社の決め手となったポイントは何ですか?

憧れていたフォークリフトオペレーターになれるので頑張ってみようと思いました。

入社前と入社後で会社のイメージは変わりましたか?

実は港湾関係の作業会社はもっと雑なイメージがありました。しかし、実際は福利厚生はしっかりしていて、給料も実働分をきっちり貰えるので、入社前に抱いていた不安は、今ではとてもいい会社だという確信にかわりました。

主にどのような仕事をしていますか?

輸出入の貨物を扱うフォークリフトのオペレーターをしています。手の足りない現場には、仲間を助けるため応援に行くこともあります。

仕事のやりがいは何ですか?

身につけたフォークリフトの技術をいろいろな現場、いろいろな貨物で発揮する事。一つ一つやり方の違う貨物を捌いている時にやりがいを感じます。

これまで一番苦労した仕事は何ですか?

高額な貨物を扱う仕事を任されたときです。何千万円もする機械を関連企業の方々の立ち合いのもと、操作するときは今まで感じたことのないようなプレッシャーでした。しかし、今までの経験と技術を信じて自信をもって臨みました。

他の社員とどのようなコミュニケーションを図っていますか?

休憩中は仲間とプライベートな話やとりとめのない話をして盛り上がっています。飲み会などもありますし、同じ会社の仲間だけではなく、他社の方との交流もあります。

仕事とプライベートの両立はできていますか?

しっかりとできています。私の現場は基本的に週末が休日になります。家族と外出や食事など時間はしっかり取れています。趣味の時間もつくれるので、心も体もリフレッシュして、仕事に集中することができます。

会社の一番の魅力は何ですか?

しっかり仕事をやれば、会社も正当に評価してくれます。頑張って働いた分は、しっかり給料に反映されます。サービス残業などはないため、モチベーションは良い状態で保たれ、常に安全作業に集中できる環境があります。

船内作業員 S.Hさん 入社7年目38歳

飲食業界から港湾運送業界へ。未経験から始めて、今ではチームを預かる、家族思いの2児の父。誰よりも人を大切に思うからこそ、仕事の安全と人の安全をまもる“守りの要”

入社のきっかけは何ですか?

知り合いに今抱えている悩みを打ち明けたところ、ご紹介いただきました。

入社の決め手となったポイントは何ですか?

家族との時間を作りたくて、知り合いを通じて入社を希望しました。以前は飲食店に勤めていました。飲食店のころは帰宅する時間は日付が変わっていることが度々ありました。家に帰ると待っているのは子供たちの寝顔。私が起きるころには、子供たちの姿はすでにありません。一緒に住んでいるのに、家族のために働いているのに、私は孤独でした。壁にかかっている子供たちの絵には自分の姿はどこにもありません。このことに気が付いた私は、何かを変えなくてはと危機感を覚えました。そんな折、知り合いから、東京港運の話を聞き、今の自分が、家族のために、自分のために選択すべきはこれだと感じました。人によっては『おはよう』や『おやすみ』なんて何気ない家族のコミュニケーションかもしれませんが、私にとってその何気ない日常が身近になったことで、そこから元気をもらって仕事の活力も漲る特別な言葉だと知りました。正直、夜勤もあるので毎日ではないですが、その分収入も上がり生活に余裕が持てるようになりました。今では子供たちの絵には私の姿もしっかり描かれるようになり、充実した幸福感を感じております。

入社前と入社後で会社のイメージは変わりましたか?

港湾運送事業は私にとって初めて関わる世界でした。そのためなんの先入観もない状態でスタートをすることができました。強いて言うならば、どんなことが不安になるのかわからないことが不安なくらいでした。現場に入らせていただいてからは、すべてが新鮮で、毎日が勉強になる日々でした。何をするにも楽しく、できなかったことができるようになっていくのは、人生に張りが出るような感じがしました。それも、未経験の私のために諸先輩方が知識と経験をアドバイスして導いてくれたおかげです。未だ成長過程の私ですが、港湾運送事業という世界がやりがいのある場所というイメージに根付きました。

主にどのような仕事をしていますか?

RO-RO船というトレーラーなどの車両を収納する貨物船が現場になります。船内の所定の位置までトレーラーが運ぶシャーシをアテンドします。本来トレーラーヘッドとシャーシの切り離し、及び連結には時間と労力がかかりますが、それをチームで行うことで積載効率を上げています。例えるとF1のピットチームのようなものです。荷役プランに基づき車両を特定の位置に安全に誘導し、切り離し、車両のラッシングをする。お互いの様子に気を配りながらチームの安全と積み荷の安全を確保しながら、仕事をしています。

仕事のやりがいは何ですか?

一人も怪我をすることなく、一台の事故もなく、荷役プランの定刻通りに、全ての作業を安全にやりきることにあります。一見当たり前のことですが、私たち作業員はその当たり前を守ることが家族を守り、仕事を守り、会社を守るということを自負し、誇りをもって仕事をしています。

これまで一番苦労した仕事は何ですか?

特別に何かがあるわけではないですが、誤って荷物を積んでしまうと取り返しのつかない状態になるため、人の安全はもちろんですが、積み荷の安全にも細心の注意が必要だということです。

他の社員とどのようなコミュニケーションを図っていますか?

仕事が始まってしまうとチーム間での声を用いたコミュニケーションが図りにくいため、現場が始まる前にミーティングを行い、荷役プランの確認やチームの役割を決めるなどをします。このミーティングの精度により作業効率はもちろん、安全意識が高まりますので、基本になりますが非常に重要な時間と位置付けております。

仕事とプライベートの両立はできていますか?

できています。仕事はすべて5W1Hが明確に出るので、プライベートのスケジュールを作りやすく、今まで作れなかった家族や友人との時間の予定を立てやすくなりました。

会社の一番の魅力は何ですか?

代表的に2つあります。一つ目は、家族との時間を作りやすいことです。2つ目は、一人でできる仕事ではないので、チーム力が必要になります。人が人を支え、人が人を成長させる。そんな温かみのある職場だということです。

 

船内作業員 N.Yさん 入社2年目42歳

入社2年目でも一線で働くホープ。目標がハッキリしているのでモチベーションが高い。

入社のきっかけは何ですか?

若い頃から港湾関係の仕事に従事していました。乗りたい荷役機械が以前の会社には無く、東京港運の方に声をかけて頂いたので入社しました。

入社の決め手となったポイントは何ですか?

前述のとおり、やりたい仕事ができると思ったからです。具体的にはターミナルでガントリークレーンやテナーに乗ることが目標です。

入社前と入社後で会社のイメージは変わりましたか?

以前の会社と比べ休暇が取得しやすく、働きやすい職場だと感じました。賃金にも満足していますし、仲間とも和気あいあいと楽しい職場です。

主にどのような仕事をしていますか?

RORO船、バナナ船、コンテナ船でトラクタヘッドやフォークリフト、ラッシングなどの作業をしています。

仕事のやりがいは何ですか?

日々の仕事が完了した時は達成感があります。様々な仕事を確実に遂行し仲間から認められ、いずれガントリーなどを任せてもらえるように頑張る事がやりがいです。

これまで一番苦労した仕事は何ですか?

夏の巻き取り紙の作業はツラいですね…。もちろん、休憩や水分補給は欠かしませんが、元々暑さには弱いので苦労します。

他の社員とどのようなコミュニケーションを図っていますか?

飲み会ですね。社員やアルバイトも関係なく、仲間とはよく飲みに行きます。楽しく飲んで、また次の日から頑張ります。

仕事とプライベートの両立はできていますか?

休暇も取得しやすく両立は出来ています。入社してから生活も安定したので、プライベートも充実。そろそろ結婚を考えています。

会社の一番の魅力は何ですか?

港湾にはいろいろな仕事があります。トラクタヘッドやフォークリフトなどの荷役機械を操るのは楽しいですし、力仕事などもありますが日々達成感と充実感があります。働いた分だけ収入があるのも魅力です。

 

沿岸作業員 Y.Tさん 入社23年目43歳

若手の面倒見がよく、チームをまとめる有望株。目指すは無事故無災害。

入社のきっかけは何ですか?

もともとは接客業をしていたのですが、友人の紹介で東京港運㈱を知りました。肉体労働にはそれほど自信がありませんでしたが、機械を使って作業を進めていくということを伺い、今まで経験したことない業務内容を聞いて、おもしろそうだと思ったのがきかっけです。

入社の決め手となったポイントは何ですか?

お給金もありますが、ひとりで作業するのが新鮮でやってみたいと考え、入社を決めました。

入社前と入社後で会社のイメージは変わりましたか?

右も左もわからないままおもいきって物流業界に入ってしまいましたが、入社前には先輩方とうまくやっていけるか不安になりました。しかし、実際に現場に出てみると、働いている方々は幅広い年齢層にも関わらず、実に仲良くされていて、とても安心したのを今でも覚えています。先輩方は仕事に対しては堅物といえるほど注意深く真剣ですが、休憩時間などには気さくに声をかけてくださるなど、メリハリの利いた職場のスタンスはとても心地が良いです。

主にどのような仕事をしていますか?

商品の入庫・出庫作業をやっています。フォークリフトを操作することもあれば、手作業で運搬することもあります。

仕事のやりがいは何ですか?

副班長となってからは時間管理や社員教育など大事にしていますが、無事故無災害を継続することが一番のやりがいになっています。

これまで一番苦労した仕事は何ですか?

副班長になった時は苦労しました。
とにかく自分の事だけ考えていればいいわけではなく、周りを見ながら作業の指示やサポートをすることがこんなに難しいとは思っていませんでした。
大変でしたが、時間をかけて人とのコミュニケーションの向こう側で信頼関係を互いに築くことで、職場環境は自分たちで如何様にもよくできるのだと知りました。今では仲間と共に仕事をすることに喜びを感じております。

他の社員とどのようなコミュニケーションを図っていますか?

入社したての頃は先輩にいただいたコーヒーを飲みながら、仕事の話や趣味などたあいのない話などをして親睦を深めていきました。今は自分が先輩として、後輩としています。
小さなコミュニケーションも続けていれば、部下のちょっとした変化にも気が付くことができるので続けさせてもらっています。

仕事とプライベートの両立はできていますか?

立場上、多少仕事の為に調整したりすることもありますが、有給休暇も積極的に取得できますので、プライベートな時間もとても充実しています。

会社の一番の魅力は何ですか?

現場作業員と会社がしっかり向き合っているので、現場の声が届く距離感で接してくれる。成果をしっかり評価してくれるので、我々作業員も安心して作業に集中できます。それが今日の無事故無災害の根幹になっていると感じています。